TikTokやYouTubeで物件紹介をしている「ルムパのお姉さん」、その正体は香住優香(かすみゆうか)さん。
2025年7月に本人がInstagramで公開しています。女優・アーティスト・不動産広報という三つの肩書きを持つ彼女の出身地は、福島県浪江町。東日本大震災で家を失った過去と、本人の発信から見えてきた経歴をまとめました。
- ルムパのお姉さんの名前・年齢・出身地
- 「脇坂優香」名義の音楽活動と名前の使い分け
- 浪江町の被災体験と「おかえりなさい」の原点
ルムパのお姉さんの正体は香住優香(かすみゆうか)
香住優香さんは株式会社Amufiの広報担当で、RoomPa公式のTikTokやYouTubeに出演している方です。長らく「謎のお姉さん」だった彼女ですが、2025年に本人から正体が公開されました。
ルムパのお姉さん(香住優香さん)の現在分かっているプロフィールや経歴を、まずは一覧でサクッとまとめました。
| 項目 | 詳細情報 |
| お名前 | 香住 優香(かすみ ゆうか) ※作詞作曲の音楽名義:脇坂 優香 |
| 年齢 | 20代後半(推定) |
| 出身地 | 福島県 双葉郡 浪江町 |
| 現在の職業 | 株式会社Amufi 広報 / 女優 / アーティスト |
| 公式SNS | ・X(旧Twitter) ・Threads ・YouTube |
2025年7月、本人がInstagramで正体を公開した
Threadsで見る
香住優香さんは自身のThreadsで「実は、『Roompa(ルムパ)』という不動産会社で広報担当をしています」と投稿しています。
「ひっそりと私が担当していました」という言い回しが、なんとも彼女らしい。Instagramのアカウント名も「香住優香@ルムパのお姉さん」に変更されていて、もう隠す気はなさそうです。
ネット上の「菅野さん」「田村睦心」は誤情報
ここはちょっと注意してほしい話です。一部のまとめサイトやAI生成コンテンツで「本名は菅野さん」という情報が流通していますが、これは完全な誤情報。本人のX、Instagram、Threads、YouTubeすべてで「香住優香」と表記されています。
「田村睦心」という名前が出てくるケースもありますが、こちらはアニメ声優さんで、ルムパとはまったく無関係。検索エンジンの誤作動によるものです。
ネット歴が長いと、こういう「もっともらしい誤情報」の怖さを嫌というほど見てきているので、1次ソースの確認は本当に大事ですね。
年齢は20代後半と推定される
年齢は本人から公表されていません。ただ、2020年のルムパ動画で「新入社員」として扱われていたこと、個人YouTubeの「何者??」動画での雰囲気から、2026年現在で28〜29歳あたりかなと。あくまで推測の域を出ない数字です。
「女優でしょ?」は半分正解だった
ルムパの動画を見た人が必ず抱く疑問があります。「この人、プロの女優なんじゃないの?」と。ネット上のブログ記事はほぼ全部「女優ではなく社員です」と書いている。でも、調べてみたら話はそう単純じゃなかった。
Xプロフィールに「女優/不動産広報」と明記
【ご報告】
— 香住優香(女優/不動産広報) (@yuuka__kasumi) August 3, 2025
『Roompa(ルムパ)』という不動産会社で
物件のご紹介してきました🏠
"ルムパのお姉さん"です!
これからは物件紹介はもちろん、
個人のアカウントでも“ルムパのお姉さん”としての発信を少しずつしていけたらと
思っています✨
ルムパのお姉さんより
(香住優香)#roompa #ルムパ pic.twitter.com/UW3szUSxZj
香住優香さんのXプロフィールには、はっきりと「女優/不動産広報」と書かれています。つまり「女優なの?社員なの?」という問いに対する答えは「両方」。
ネット上の記事は「女優ではなく社員」と断定していますが、本人が女優を名乗っている以上、それは半分しか合っていない。
正直、このプロフィールを見つけた時は「あ、やっぱりそうだよな」と腑に落ちました。あの自然な物件紹介は、素人のそれじゃないんですよ。
理想は樹木希林の「演技してないような演技」
個人YouTubeの「ルムパのお姉さんって何者??」という動画で、好きな女優について聞かれた香住さんは樹木希林さんの名前を挙げています。
理由は「演技をしているんだけど演技をしていないような演技。日常を切り取ったような自然さ」だと。
ここ、すごく大事なところだと私は思っていて、ルムパの物件紹介って、まさに「演技に見えない演技」なんですよね。
テンポがよくて、自然で、だからこそ視聴者は「女優なんじゃないか」と感じる。その理想像が樹木希林さんだったというのは、ルムパのお姉さんの動画を好きな人なら納得できる話だと思います。
脇坂優香→香住優香、もう一つの顔は音楽だった
実は香住優香さんには、不動産広報や女優とは別に音楽アーティストとしての顔があります。しかも、名義の使い分けがなかなか面白い。
作詞作曲は「脇坂優香」、歌唱とMVは「香住優香」
TuneCore Japanのアーティストページを確認すると、脇坂優香(わきさかゆうか)名義で複数のシングルがリリースされています。
TuneCore JapanとYouTubeから確認できた楽曲を整理するとこうなります。
| 名義 | 役割 | 主な楽曲 |
|---|---|---|
| 脇坂優香 | 作詞・作曲 | チョコレートみたいなあの子になりたい、シンデレラ症候群、Bluma to Lunch |
| 香住優香 | 歌唱・MV出演 | 彼女は頭が悪いから、曲名がつけられないほどの恋をした、ウサギちゃん |
つまり、同じ人物が裏方(作詞作曲)= 脇坂優香、表舞台(歌唱・出演)= 香住優香と使い分けている。そしてその延長に「ルムパのお姉さん」というもう一つの表の顔がある。三層構造です。
ジャンルはHip Hop・R&B・EDM——高校ダンス部が原点
TuneCoreのプロフィールには「Hip HopやR&B、EDMを中心に作詞・作曲を手掛けている」と記載されています。なぜこのジャンルなのか。
「何者??」動画で本人が語った経歴にヒントがありました。高校時代はダンス部で、踊っていたジャンルがヒップホップ、コンテンポラリー、ジャズ、チア。ダンス部でヒップホップを踊っていた人が、Hip Hopベースの楽曲を作る。
この接続は自然で、ここが”水面下”のポイントです。表面だけ見ると「不動産の人が曲も出してる」ですが、経歴を追うと「ダンス→音楽→女優→不動産広報」という一本の線が見えてきます。
YouTubeでは「楽曲も出そうかな」と語っている
「何者??」動画の中で、YouTubeでの今後の活動について聞かれた香住さんは「楽曲とかも出そうかなっていうのを考えています」と答えています。音楽活動は過去形ではなく現在進行形。ここ、見落としがちだけど大事なところです。
浪江町出身——「おかえりなさい」の裏にある原体験
香住優香さんの出身地は福島県浪江町。Xプロフィールにも明記されていて、本人のYouTube動画でも繰り返し語られています。この経歴を知ると、ルムパの動画の「おかえりなさい」が少し違って聞こえてきます。
帰還困難区域だった故郷を15年ぶりに訪ねた
2026年3月9日、香住さんは個人YouTubeに「震災から15年、私の故郷はどうなったのか【福島•浪江町】」という動画を投稿しました。たった18日前の動画です。
動画冒頭で「福島県の浪江町っていうところに住んでまして、震災があってからこの地を離れた」「帰還困難区域になってしまって」と語っています。2011年の東日本大震災の時、彼女は中学2年生でした。
家がなくなっていることを家族の誰も知らなかった
動画の中で、最も胸に刺さる場面があります。
10年ぶりに故郷に帰った時、自分の住んでいた家がなくなっていた。しかも、お父さんに聞いても「実は家がなくなっていることを知らなかった」と。誰にも知らされないまま、家は消えていた。
「今は実家がない状態です」。動画の中でそう語る香住さんの声は、淡々としていました。
小学校も中学校も、全部なくなっていた
動画では実家の跡地だけでなく、通っていた大堀小学校や中学校も訪ねています。小学校は校舎がなくなり、跡地には銅像だけが残っていました。「ここに学校があったはずなんですけどなくなっちゃいました」と。
中学校も同じです。「校舎があって、体育館があって、校庭で、駐輪場、全部なくなっちゃった」。
あの場所で勉強して、走って、友達と過ごした記憶だけが残って、建物は全部消えている。そういう経験をした人が、今「おかえりなさい」と言いながら誰かの新しい家を紹介している。
調べれば調べるほど、ルムパの動画の見え方が変わってくるんですよ。
父は「悲しくなるから帰らない」と言った
「私以外の家族はここに帰ってきてないんですよ、1度も」。お父さんに帰らないのかと聞いたところ、「帰らない、悲しくなるから」と答えたそうです。
家族の中で唯一、故郷を訪ね続けているのが香住さん本人だという事実。彼女がなぜ「家」に関わる仕事を選んだのか、その背景の一端が見える場面です。
ルムパのお姉さんとしての仕事と素顔
経歴の話が続いたので、ここからは現在のお仕事と素顔について。個人YouTubeの動画から、いくつか見えてきたことがあります。
株式会社Amufiの広報担当として物件紹介を統括
ルムパ(RoomPa)は株式会社Amufi(アムフィ)が運営する不動産サービスです。2020年6月設立で、本社は東京都中央区日本橋茅場町。
TikTokとYouTubeの登録者はそれぞれ約20万人規模で、香住さんはこのSNS発信の中心人物として広報を統括しています。
「少人数で1日何件も回る」撮影の裏側
個人YouTubeでは、ルムパ動画の撮影裏側も公開されています。少人数のチームで1日に何件もの物件を回り、荷物も全部自分たちで運ぶ。
あの完成された動画の裏に、かなりハードな現場があることがわかります。休日は「引きこもって映画を1日4本観る」そうなので、撮影日との落差がすごい。
ルムパのお姉さんに直接会えるかは状況次第
「お姉さんに会えるの?」という質問も多いようですが、PR統括として多忙なため、すべての問い合わせに本人が対応するわけではありません。実際の物件紹介は別のスタッフが担当するケースもあります。
まとめ:家を失った人が「おかえりなさい」と言う理由
ルムパのお姉さんの正体は、福島県浪江町出身の香住優香さん。旧名義「脇坂優香」で音楽活動を行い、女優としても活動し、現在は不動産広報としてルムパの顔を務めています。
家も、小学校も、中学校も、全部なくなった故郷を持つ彼女が、毎日「おかえりなさい」と言いながら誰かの新しい家を紹介している。その構造を知った上でルムパの動画を見ると、あの明るいテンポのよさの裏にあるものが少しだけ透けて見える気がします。
2026年3月には15年ぶりの帰郷動画も投稿されています。「楽曲も出したい」と語る音楽活動の再開にも注目したいところ。これからも表と裏、両方から追いかけていきます。

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